1月~3月の活動① 【つくって食べよう】

昨年末の記事から、あっという間に3か月。

この3か月は、スタッフにとってもこどもたちにとっても、とても充実した時間となりました。


今回は、数回にわたって3か月の間の活動や出来事についてまとめてみたいと思います。(最後の最後に追い込むタイプ。すみません…。)



第1回は、

【つくって食べよう!】

毎月各クラスで実施している、“つくって食べよう”では、クレープやチョコバナナなどのおやつ系から、ラーメンというご飯系までさまざまな料理を作りました。



★クレープ


クレープづくりでは、生地を一から作りました。

具材の切り方を、一回目と二回目で変えてみたり、長い長~い時間をかけてキャベツの千切りをしたり。

クレープの生地づくりでは、表面がブツブツになるものとツルツルになるのものの違いは何?など、実験のように楽しみました。



★チョコバナナ


バレンタインデーにちなんで、みんなでチョコバナナ&チョコマシュマロを作りました。毎年の恒例行事です。

この時期は屋外に出しておくだけでチョコが固まるので、旅の計画をしている間に完成したものを、みんなでおいしくいただきました。




★焼きマシュマロ&マシュマロサンドクッキー



★ラーメン


この日は、「お助けカード」を3枚まで使って、生徒さんたちだけで作ることに初挑戦!


トッピングも事前に自分たちで考え、今回の具材はもやし・ねぎ・コーン・チャーシューにすることに。


もやしはゆで時間が足りずパリパリに、お湯が沸騰する前に麺を鍋に入れて3分、歯ごたえのありすぎる麺になってしまったり、一番初めに作った子のラーメンは、いただきますの時にはスープをたっぷり吸ってしまったり…とたくさんの「うまくいかない」にぶつかりました。

お助けカードは、生徒さんたちの意地で1枚も使わず完成(笑)


しかし、食べながら、

「できた人からどんどん食べた方がいいね」

「もやし、もっとゆで時間延ばしたほうがいいね」

「ずっと忙しくしていた人と、自分の仕事が終わったら何もしていなかった人の差が大きかったから、分担した方がいいね」

など、様々な意見の交換がなされていました。



つくって食べようの活動を始めて1年以上が経ちました。

大人が、うまくいくやり方を教えたり、見せたりすることは簡単ですが、こどもたちの発達段階に応じてできることを見極めた上で、こどもたちの力を信じて見守ることの大切さを改めて感じた活動でした。


うまく行かなかいにぶつかった気づきを、次に試してみるために、同じものを「もう一度作る」チャレンジしてみたいと思うスタッフです。

学びと遊びの小さなフリースクール

様々な理由により学校に通っていない、小学校1〜6年生のためのまなびとあそびの居場所です。

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